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あなたは、今、達成したい目標が明確ですか?

結局、目標を達成する人と、達成できない人の違いは一つしかない、という話です。

目標を達成する人、しない人 その違いはたった1つしかない。ウサギとカメがそれを証明している

日本人なら「ウサギとカメ」のおとぎ話はだれもが知っています。

ウサギが油断して、一休みしている間に、カメに先を越されてしまうので、一般的には「油断大敵」の教訓話として語られます。

しかし、ビジネス書で時々語られることですが、この物語の本質は、実は別のところにあるのです。それは、

ウサギはゴールを見ずにカメを見ていた。

カメはウサギを見ずにゴールを見ていた。

ここに、勝負を分けた決定的な要因があります。

つまり、ウサギが自分よりも遅いはずのカメに負けたのは、ウサギはゴールを見ずに、カメを見ていたからです。

それに対してカメは、ウサギを一瞥もせず、はじめから最後までゴールだけを見続けて、完走(完歩?)したのです。

ここに目標を達成する人と達成できない人のたった一つの違いがあるといえるでしょう。

 

 

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イチローに学ぶ 目的を達成する人の たった一つの習慣

今や国民的ヒーローとなったメジャーリーガー・イチローの成功の理由もまさに、ここにあると思います。

いまだ現役ながら、すでに子供向けの偉人伝として、書店の児童書コーナーにラインナップされるのは異例中の異例です。

それほどイチローはだれもが認める別格の存在なのでしょう。

イチローのすごさは、挙げればいろいろあると思いますが、これだけ超人的な記録を次々と打ち立てた最大の要因は、「常にゴールだけを見ている」、これに尽きるのではないかと思います。

 

 

ゴールだけを見続けるイチローイズム

イチローが小学校の卒業文集に書いた言葉は有名です。

ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。(中略)そんなに練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、中学、高校で活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。そして、その球団は、中日ドラゴンズか、西武ライオンズが夢です。

小学校の時に設定した目標は、あっさりとクリアしてしまいました。

早々にメジャーに渡りましたから、子供の時の夢をはるかに超えてしまった珍しいパターンです。

そして、年間最多の262安打、10年連続200安打という異次元の記録をうちたてました。

年間200安打は、日本のオリックス時代に設定した目標で、メジャーに舞台を移してからも変わりませんでした。

とてつもない記録ですが、これもカメと同様、ゴールだけを見据えて淡々と積み重ねていった結果に違いありません。

周囲に左右されない目標設定

実際、イチローは、目標を首位打者ではなく、年間200安打に設定したのは、周りの成績に左右されず、自分の努力だけで積み重ねていけるからだと語っています。

目標を、周りとの比較でなく、自分の努力だけで到達できる数値に設定するのも大事なことですね。

私もしばしば陥るのですが、周りを見てうらやみだすと、目的を見失い、モチベーションを維持できなくなります。

イチローが成功し続けるたった一つの理由は、「周りを見ずに、つねに自分が設定したゴールだけを見ている」ところにあると思います。

今は、「50歳まで現役」を目指しているのは、有名です。これもぜひ、実現してもらいたいと思っています。

ゴールにロックオンするには、紙に書くのがおすすめ

常にゴールを見ているためには、ゴールが明確でなければなりません。そこで、おすすめなのが、目標を具体的に紙に書くということです。

そして、毎日、声に出して読むとさらによいでしょう。

多くのビジネス書や自己啓発書で指摘していることですが、目標を紙に書くと、実現するから不思議です。

そういえば、サッカーの本田圭佑も目標を卒業文集に事細かく書いて、こわいくらい実現していました。一部を抜粋してみます。

ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。(中略)
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。

彼も周囲に左右されないイメージがありますが、自分の設定したゴールをずっと見据えている選手なのだと思います。

結論。目標を達成する人に共通するたった一つの法則は、周りを見ずに、ゴールだけを見続けることです。

そして、そのためには、目標を紙に書き、毎日読むことをおすすめします。

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【感想】原田メソッドのおすすめ本『達成する人の法則』を読んでみた

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