こんにちは、映画好きのかんらくです。
Netflixで、アニメ映画「デビルマンcrybaby」を観ました。
というより、「デビルマンcrybaby」を観るために、Netflixに加入しました。
この作品は、Netflixの独占配信だからです。
目次
原作の世界観を再現
湯浅政明監督による原作の世界観を見事に再現した新作です。
1話30分弱で、全10話です。
予告編を見ただけで、猛烈に見たくなりました。
世界観が独特で、時々猛烈に見たくなる作品
世界観が独特で、時々猛烈に読み返したくなるマンガって、誰にでもあると思います。
私はデビルマンはもちろん、他にも「うる星やつら」「寄生獣」「みゆき」がそういうマンガでした。
デビルマンはその中で、最も幼い時に、衝撃を受けた作品です。
原作で印象的なシーン
初めて原作を読んだ時は驚愕でした。あまりにもえげつないシーンが満載だったからです。
印象的で忘れられないシーンは、次の場面です。
●悪魔が集まるダンスパーティー。そこで不動明が悪魔と合体する。
●亀の姿をした悪魔に食われた人間達の顔が甲羅に浮き出ている。その中には子供もいる。
●狂気に陥った人間達に、ヒロインのミキが生首を狩られ、吊るされるシーン
●悪魔軍団対デビルマン。衝撃のラストシーン
この4シーンは、やはり物語的にも重要だからか、カットされることなく、全て描かれていました。
悪魔よりもおぞましい人間
明の恋人的な存在のミキが吊るされるシーンは第9話に出てきます。
人間同士が、お互いに悪魔でないかと疑心暗鬼に陥って殺し合う狂気の姿は、むしろ悪魔よりもおぞましいかもしれません。
ネットで話題沸騰
ネットでもそのグロさが評判になっています。
ミキは明るく前向きな女の子なので、その子があんな仕打ちを受けるのかと思うと、一層、そのおぞましさが際立ちますね。
テレビアニメとは似て非なるもの
子供向けに放送されていたテレビアニメと、原作コミックは似て非なるものでした。
そうこの感じです。
今考えると、よく少年マンガとして、問題にならなかったと思います。
設定は最高
でも、悪魔の体を手に入れた人間の物語なんて設定がおもしろすぎですね。
湯浅監督のデビルマンは、とても洗練されていて、原作のグロテスクさを残しながら、スタイリッシュに仕上がっていました。
舞台は平成
ただ私は、原作の昭和感が好きだったので、舞台を平成に移したcrybabyはどこか現実感に乏しく、生々しい恐怖は感じられませんでした。
デビルマンという作品に何を求めるによって、感じ方は変わるかもしれませんが、観てよかった度は、★★★☆☆ 星3つです。
アニメのクオリティが素晴らしい作品でした。