こんにちは、かんらくです。
口べたでも、いい営業はできるという話です。出版社営業部員の夜の仕事は、書店さんとの飲み会です。
そこで懇意にして頂き、自社の商品(書籍)を、より店頭の目立つ場所に、よりボリューミー(多くの冊数)に積んで頂くのです。
目次
1社でおもてなしするより
出版社1社で書店さんをおもてなしすることもありますが、出版社が集まって、一緒に書店さんをおもてなしすることのほうが多いように思います。
そのほうが1社あたりの経費も抑えられますし、書店さんにとってもより多くの出版社と関係を深められ、メリットがあるからです。
どこに行っても参加している営業部員がいる
私は月に数回で、少ないほうだと思いますが、ところがどこへ行っても必ず顔を出してる営業っているんです。「この人、またいるよ」(笑)と、内心いつも思います。
それは、出版社か書店のだれかから、いつも声をかけられ、誘われているということです。そういう人は、できる営業だなと思います。
できる営業の共通点
できる営業と聞くと、面白いことを言ったり、芸をしたり、歌を歌ったりする人を想像するかもしれません。
でも、どこの飲み会に行っても呼ばれている営業の共通点って、決してそういうタイプではないような気がします。
声が大きい盛り上げ上手より
声が大きい盛り上げ上手というより、相手の話をよく聞いて、共感する、そんな一見、大人しい人が、実はどこへ行っても、顔を合わせる人なんです。
体育会系のノリは、場は盛り上がるのですが、中にはそういう雰囲気が苦手な人もあります。
楽しそうに見えるけど
みんな楽しそうに見えるけれど、実は楽しんでいるのは自分だけ、ということがあったりします。
場を盛り上げて目立つと、仕事したな~という満足感は得られるのですが、もてなされるほうは、「なんか疲れただけだな~」という気持ちになっていることがあります。
口べたでも営業はできる。営業の心得
もちろん自分の個性を生かすのが一番大事なので、盛り上げることで人間関係を築けるなら、そういう営業も王道でしょう。いいと思います。
ただ、「自分は口べただし、目立つのは苦手」という人は、そのことをむしろ強みに変えて、徹底して聞き上手になればいいと思います。
話を聞いてもらって
話を聞いてもらって嫌な気がする人はありません。
自分の話したいことを、思いっきり話すことができ、しかも相手が受け止めてくれると、人間はとてもうれしいものです。
参加してよかった
参加してよかったという満足感はMaxになります。
そんな自分をいい気持ちにさせてくれる営業をほっておく書店さんはありません。
好かれ、慕われ
好かれ、慕われ、そのあとも良好な関係を築けることでしょう。
営業は「目立ってなんぼ」といわれますが、長い目で見たら「営業は愛されてなんぼ」ではないかと思います。
話題のストックは必要
ただ、中にはお客さんのほうも寡黙で、自分からはしゃべらない、という人もあるので、そういう時は、相手が話したくなるように話題を提供することが大切です。
ですので、日ごろから、話題のストックは必要です。
相手が話したいこと
それも趣味や特技など、相手が話したいこと、自慢したいことを引き出せたら大成功。
あとは、いかにその方に気持ちよく話してもらうかに、エネルギーを注げばいいんです。
共感力があれば
聞き上手で共感力があれば、その会社になくてはならない最強の営業部員にだってなれると思います。
愛されている他社の営業を見て、そんなことを感じています。
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私は出版社に勤務していますが、世の中へ、メッセージを発信するのは本当にワクワクする仕事です。
業界に関心はあるけれど
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そもそも、向いているかどうかも、そこで感触をつかめばいいのです。
なぜ業界に強いのか
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その誌面をみても、誠実な仕事をしていることは、伝わってきます。
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