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出版社勤務のかんらく(@kan_raku44)です。

7年間で13回の日本一を育てた元カリスマ体育教師、原田隆史先生の『達成する人の法則』を読みました。

 

こんな方におすすめ

この本は、次のような方におすすめです。

●学校や会社で、部下や生徒を指導する立場にある人

●かなえたい夢がある人

●達成したい目標がある人

 

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著者の原田さんと、ダイレクト出版について

原田先生は、現在、日本ハムファイターズ、ヤマハ発動機ジュビロなどのスポーツチームや野村證券、ディズニー、キリンビールなどの大企業を指導しています。

あの大谷翔平選手や、早実の清宮選手も原田メソッドを実践しているそうです。

直販というビジネスモデル

この本を出版しているダイレクト出版のスタイルは、書店流通ではなく、直販です。

私は出版社に勤務していますが、出版不況といわれる今、今後の一つのビジネスモデルとしても注目しています。

年収を目標にすると達成できない

さて、この『達成する人の法則』は、「年収を目標にするとなぜ達成できないのか」の言葉に強く惹かれ、購入しました。

今なら期間限定無料キャンペーン中だそうです。

(※通常は2,980円の商品が送料だけで購入できるのでお得です。)

 

『達成する人の法則』と他のビジネス書との決定的な違い

「目標を紙に書いて、毎日、見ていると実現する」というビジネス書は多くあります。

たしかにそうだなと思う反面、それだけでは、かなわないことがある、途中で挫折してしまうことがあると、感じていました。

疑問に答えてくれた

この本は、その疑問に答えてくれました。

一歩、奥まで踏み込んで、見事にかゆいところに手が届いています。

なでしこジャパンがワールドカップ優勝を実現できた秘密

それは達成する人は、目標と目的をセットで考えるということです。

モチベーションを達成まで維持できるかどうかは、まさにここにかかっていると感じました。

例えば、女子サッカーのなでしこジャパンは、「ワールドカップ優勝」という目標を掲げていましたが、目的は別のところにありました。

モチベーションが落ちない

だからこそ、歴史的な優勝を果たすまで決してあきらめず、モチベーションが全く落ちなかったのかと完全に腑に落ちました。

この核心部分は、原田先生の言葉で、『達成する人の法則』を読んで頂いたほうがいいと思いますので、その他の本の特徴、すなわちおすすめポイントを紹介します。

 

講演録なのでスラスラ読める

講演録を文章にしているので、スラスラ読めます。

話し言葉で書かれた文章って、読むのが苦にならないですよね。

実況中継のよう

ちょうど、大学受験の時にお世話になった、「○○講義の実況中継」のようです。

あの本は、勉強の意欲がわかない時でも、エネルギーを使わずに読めたのを覚えています。

 

薄いけれど、エッセンスが詰まっている。薄いからこそ、繰り返し読める

約80ページと、薄い本ですから、30分もあれば読めてしまいます。

それでも、目標を達成するためのエッセンスはギュッと詰まっていると感じました。

また、この薄さだから、身につくまで、繰り返し読めるでしょう。

 

心に残ったところ。学び、その一部を紹介します。

前述のように、本の核心部分は、ぜひ実際に本で確認して頂くとして、その他で心に残ったところの感想を述べます。

1.頑張って精一杯やる方法では、目標は達成できない

ひとつ目は頑張って精一杯やるという精神論では、目標を実現できないということです。原田先生の言葉を引用しましょう。

世の中のパフォーマンスの出し方は2種類あります。一つは頑張って精一杯やる。

頑張って精一杯働いて、結果を出そうとやっている。そして日本一になろうとするが、日本一になれません。せいぜい2番どまり。

なぜでしょうか?

答えは、頑張ることが目標になっているからです。

これは本当にそうだなと思いました。

自分自身の経験を振り返っても、一生懸命やる、と自分に言い聞かせて一生懸命できた試しがありません。

脳は抽象思考では回転しない

そもそも人間の脳が、そういう抽象的な思考では活動しない仕組みになっているそうなのです。

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)という本を読むと、その仕組みがよく分かります。

原田先生の言葉は、脳科学によっても証明されているのです。

2.未来思考を持つ。時間は未来から過去に流れていく

達成する人の習慣として、未来思考を持つ、ということです。これも原田先生の言葉を紹介します。

積極的な人の生き方、態度を作るために基本的に大事なことは何かといったら、未来思考です。

未来の理想を掲げて、その理想と今の自分を比べる。これを未来思考と言います。

未来に理想を作って、未来から自分の現在に流していく

人間は、意識しないと、多くの場合、目先のことから、せいぜい数週間くらい先のことまでしか考えられないものですよね。

未来のことを考えるのが大事だと思っても、何もないと、なかなか考える習慣がつくれないものです。

10年カレンダー

そこで、10年先まで考える習慣を持つためのアイテムとして、「壁掛カレンダー【2018年 1月始まり】A2 10年カレンダー CK-37」を購入してみました。

1日5分眺めているだけでも、未来を考える習慣がついてきましたので、これはよかったなと思っています。

 

購入者限定特典

話がそれましたが、ダイレクト出版の『達成する人の法則』は、購入者限定で原田先生の講演動画を視聴できるURLも送られてきます。

映像を通して原田先生の情熱的で誠実な人柄も知ることができます。

移動時間に動画を視聴できる

以前はDVDが付いてようですが、現在は動画の配信に切り替えられました。

そのほうが、移動時間にスマホやタブレットでも視聴できるので、うれしいですね。

特製シートや特典動画が付いてくる

その他、目標・目的設定のための原田先生の特製シートや、特典動画も送られてくるので、実際に自分の目標を達成するプランを作成して、実地に落とし込むこともできるんです。

それをそのままコーチングに生かせば、部下や生徒を高い確率で、目標達成まで指導することが可能となるでしょう。

この本を読んで、実践するかどうかで、5年後、10年後の自分に天と地ほどの違いが出てくると思っています。

 

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