こんにちは、出版社営業部員のかんらくです。
広瀬すず主演「チア・ダン」を見ました。
福井の高校がチアダンスで全米制覇したニュースは知っていて、その実話が映画化されたので、見たいなと前から思っていました。
Amazonプライムビデオで、ウォッチリストに入れておいたら、見放題のラインナップに入ってきたので、早速、ダウンロードして視聴しました。
チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話
満足度は★★★(評価の目安はプロフィールに記載)です。
結末が分かっていても感動する黄金の設定
ど素人の福井の高校生が、チア・ダンスで、全米制覇を目指すという実にシンプルな話です。
この物語の強いところは、これが実話ベースだということです。
その事実が、感動と説得力を増幅させます。
最後どうなるかは、初めから分かっているのですが、それでもやっぱりラスト・シーンは、ジーンときてウルっときました。
弱小チームがクライマックスに大きな大会に出場し、絶体絶命のピンチをはねのけて優勝、会場中がスタンディング・オベーション。この流れは、黄金の型ですね。
分かっていても、自然と涙がでてきます。
代表的なところでは、ベスト・キッド (字幕版)、メジャーリーグ(字幕版)、ロッキー (字幕版)、リアル・スティール (吹替版)、少林サッカーなどです。
この5作は、どれも傑作で、ラストシーンで泣きました。
監督がいちばん伝えたかったメッセージ
映画の中には、監督もしくは脚本家がいちばん伝えたいメッセージがあります。
多くの場合、登場人物にセリフとしてそれを言わせています。
「チア・ダン」。この作品で、監督がいちばん伝えたかったことはこれだと思います。
「凡人がとんでもないところにたどりつくたった一つの方法は、日々の積み重ねである」
教師役の天海祐希と広瀬すずが、このセリフを何度か言っていました。
これは言葉をかえると、
「凡人であっても、日々の積み重ねで、とんでもないところへたどり着くことができる」
ということでしょう。
この場合、とんでもないところとは、チアダンスの全米制覇です。
「頂点に立ったものにしか見えない風景がある。その風景、見てきなさい」
と天海は、すずを押し出します。
最後、彼女は、先生のところに駆け寄って、「見えちゃった」と報告するシーンは鳥肌ものです。
分かっていても泣ける、黄金の法則を体験してみてください。