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こんにちは、出版社社員のかんらくです。

昔から、必要なものしか家にないスッキリした暮らしに憧れ、片付け・整理術の本は大好物でした。

他社さんの本ですが、今までに出た数多くの片付け本の中で、社会現象にまでなったおすすめ本を3冊紹介します。

片付けに関する本は、定期的にベストセラー、ミリオンセラーが生まれますが、この3冊は間違いなくその年の話題をさらった決定版です。

しかも、片付けの本質は、年を経ても変わりません。

生き方や価値観まで変える力が、片付け本にはあると思っています。

そして、この3冊は、私の人生観にも間違いなく影響を与えてくれました。

 

1位 近藤麻里恵「人生がときめく片付けの魔法」 ときめくかどうかが物差し

第1位はなんと言ってもこれです。

近藤麻里恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」、通称・こんまり。

片付け界のカリスマです。

こんまりは世界に影響を与えた100人

何しろ、タイム誌が選ぶ2015年、世界に影響を与えた100人に、日本人で唯一選ばれたのですから。

そして、英訳版が、アメリカのベストセラーランキングで1位を獲得、100万部を突破するという快挙のオンパレードです。

「片づけの魔法」は、前例のない快挙

出版社にいると分かりますが、アメリカ人は日本のベストセラーなどには、全く関心がありません。

和書の英訳がベストセラーになるなど、前例のない快挙なのです。

さすがサンマーク出版さん。

なんでも、担当編集者が、どこかの出版社に手紙を送ってアピールしたら、たまたま手紙を読んだ編集者が有効な片付け法を探しており、目に止まったそうです。

こんまりさんの片付け法が、「ありがとう」と言ってから、いらなくなったものを捨てるという、日本人ならではの独特の感性で、そこに「禅」的な要素を見出したのかもしれません。

さて、こんまりメソッドの特徴は3つだと思っています。

こんまりメソッド① 片付けは、分割して徐々にではなく、一気に終わらせる

片付けはエネルギーがいるので、日を分けて、少しずつやりたくなるのが人情ですが、こんまりメソッドはさにあらず。

片付け祭りと言って、やる時は1日でやりきります。

そして、場所ごとではなくジャンルごとに一箇所に集める。ここが特徴!

服なら服。本なら本。書類なら書類で、カテゴリーごとに家じゅうのものを全て一箇所に集めます。

そうしないと全体像が見えず、必要なものとそうでないものとの判断ができないからです。納得!

こんまりメソッド② ものは基本、すべて立てて収納

これは文字通りですが、立てて収納すると見栄えもいいし、合理的でもあります。

こんまりメソッド③ 捨てるかどうかの基準はただ一つ。ときめくかどうか

これがこんまりメソッドの真髄と言えるでしょう。ですから書名にもなっています。

なんでも、英訳する時に、訳語がなく、翻訳者がかなり悩んだそうです。結果、「spark joy」という造語が当てられたそうです。

何を捨てるかではなく、何を残すか

こんまりさんによると、何を捨てるかではなく、何を残すかを選ぶかが大事とのこと。

その時の唯一の物差しが、触った時に、ときめくかどうか!です。

私も実際にやってみましたが、人によっては、ときめくかどうかという感覚にプラスして必要かどうかの基準も必要だと思いました。

もし、ときめくかどうかだけで、杓子定規に選んでいたら8割以上、捨てることになっていたと思います(笑)

読んでみて、私は以上の3つが、こんまりメソッドの特徴だと思いました。

 

 

さて、上記の本は第1弾で、これを熟読することが大切です。

これは具体的な方法も書いてありますが、それ以上に、「よーし、最後までこんまりメソッドで片付け祭りをやりきるぞ!」と決意を生み出すのが一番の目的です。

こんまりさんが、「片付けはマインドが9割」と言っている通りです。

その上で、腹をくくった人には、ぜひ、こちらがおすすめです。

 

イラストでときめく片づけの魔法です。

服のたたみ方や、物は立てて収納するなど、言葉で読んだだけでは、よくイメージできないことがあります。

それが、この本には柔らかいイラスト付きで図解してあるので、実践段階では比類なきテキストになります。

しかし繰り返しますが、こんまりさんが、かたく戒めている通り、そのマインドを理解していない人が読んでも、結局、実践せずに終わってしまうので、宝の持ち腐れになってしまうことを、念押ししておきたいと思います。

 

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2位 辰巳渚「捨てる!技術」 捨てることの罪悪感をなくす

第2位は、2000年に社会現象を巻き起こし、今年著者が亡くなったことが再び話題になった辰巳渚さんの「新装・増補版 「捨てる!」技術 (宝島社新書)」です。

今でこそ、捨てることへのハードルはかなり低くなったように思いますが、この頃はまだまだ、捨てることへの罪悪感が日本人には根強く残っていました。

私自身もそう思っていました。

捨てる技術!は、心のブレーキを外してくれた

ところが、この本はまるで聖域に踏み込むように、「捨てることは悪いことではない」と心のブレーキを解除してくれたのです。

「もったいない」と物を大事にする美徳のある日本人にとって、まだ使えるものを捨てることには、やはり抵抗があります。

特に、抵抗を感じるのは本でしょう。

そこで、捨てずにリサイクルショップに売るという選択肢を知ることで、処分することにためらいがなくなりました。

リサイクルという選択肢

最近は捨てるにはお金がかかる時代です。

たとえ、ものの足しにならないような値段でも、引き取ってもらえる上に、お金がもらえるのですから、こんなにありがたいサービスはありません。

しかも宅配買取サービスを使えば、自宅に回収にきてもらえる上に、送料も無料です。

店舗に持ち込むよりずっと楽です。

宅配買取の体験を記事にしましたので、よかったら参考にしてみてください。

【参考】ブックオフとBUY王、本を売るならどっちがお徳?

 

また、パソコンの処分って、結構困りますよね。こちらはパソコンはもちろん、家電も無料で回収廃棄してくれるサービスです。

【参考】壊れたパソコンを無料で回収廃棄

 

もし、Macの中古パソコンを売りたいという希望がある方は、こちらのMac専門の買取業者をチェックしてみてください。

ユーザー満足度98%のMac買取専門店

3位 佐藤可士和「超整理術」

第3位は、佐藤可士和の超整理術です。

この整理術は、物理的なところに限らず、データだったり、情報も含めて、「超整理術」のマインドを学ぶ本です。

佐藤可士和氏のオフィスの整理整頓が、まさに理想的なのです。

テーブルの上に、物が何もない! これは、仕事が楽しいし、はかどりそうです。

 

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このオフィスの様子やレポートは、こちらのブログに掲載されていますので、ぜひご覧ください。

佐藤可士和氏の「超整理術」については、こちらにレビューを書きましたので、ご参照頂きたいと思います。

【参照】佐藤可士和の「超整理術」を読んだ/レビュー

 

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