こんにちは、映画好きの出版社社員、かんらくです。
Amazonプライムで大人気の海外ドラマ「メンタリスト」を見ました。
これ面白いですね。
満足度は★★★です。
アメリカのドラマは、「２４」くらいしか見たことがなかったのですが、
メンタリストの捜査官（正確にはコンサルタント）が、事件を解決していくという設定が面白そうなので、見はじめました。
アメリカでは、2008年〜2015年までにシーズン１〜７が放送されたそうです。
目次
いちばんの面白さはパトリック・ジェーンのキャラクター
面白いポイントはいくつかありますが、一番の要素はダントツで、サイモン・ベイカー演じる主人公パトリック・ジェーンのキャラクターです。
共演者のテレサ・リズモン役の女優が、プロモーションで来日した際、会見でドラマが大ヒットした要因を尋ねられました。
その時、彼女は、「サイモン・ベイカーがハンサムだから。綺麗な髪、ゴージャスなスマイル」とにこやかに答えていました。
まさに、その通りだと思います。
メンタリストとは
ジェーンはメンタリストです。
メンタリストとは、番組の最初に毎回、説明されるのですが、
「人の心を読み、暗示にかける者。人の思考と行動を操作する者のこと」だそうです。
日本ではDAIGOが有名ですね。
女優の北川景子さんの旦那でない方です。
ジェーンはもともとサイキック（霊能者）を語って、テレビにも出演したりして、大儲けをしていました。
そう、ズバリ詐欺師だったんです。
レッド・ジョンとの因縁
ある番組に出演した際、たまたま、その時世間を騒がせていた連続殺人犯のレッド・ジョンを挑発する発言をしてしまいます。
その結果、犯人の怒りをかい、無惨にも妻と幼い娘を殺されてしまったんです。
その後、どういう経緯を経たのか、カリフォルニア州警察（CBI）の事件捜査コンサルタントとして、５人チームの１員となりました。
ボスはリズボンというやり手の女性です。
ジェーンの加入で、リズボンのチームは、検挙率がカリフォルニア州No. 1になりました。
ルール無用の破天荒ぶり
何しろジェーンは自由奔放です。
事件現場に着くと、勝手に台所に上がり込んで、紅茶を入れて飲み始めたりします。
違反の催眠術捜査もするし、かなり危険な罠を容疑者にしかけたりします。
一瞬で見抜いてしまう
とにかく、観察眼がずば抜けています。
事件現場に着くなり、遺族の様子を観察して、「あなた、○○さんと浮気しているでしょう？」といきなり聞いてしまいます。
一見、フェミニストなイケメンなのに、ズケズケと非常識なことを言ってのけるんです。
現場について、数分観察しただけで、事件のほぼ７〜８割は、真相を見抜いてしまいます。
心の底に深い悲しみ
まるで超能力のような観察眼、歯に衣 着せぬ物言い、セクシーなスマイル、ルールに縛られない行動力、時折見せる優しさ・・・などなどジェーンの魅力は一つではありません。
そして何より無性に人を放っておけなくさせるのは、心の奥底に、誰にも立ち入れない深い悲しみが感じられるところです。
もちろん妻子を惨殺された悲しみです。
ジェーン対レッド・ジョンの対決
その妻子を殺した宿敵レッド・ジョンを見つけ出し、引きずり出して復讐を果たすのが、ジェーンの目的です。
そのことはチームの誰もが理解しています。
まだシーズン１の途中ですが、レッド・ジョンの正体が分かるまではやめられません。
ネットを見ていると、シーズン６あたりで宿敵との戦いに決着が着くようですが、今後を楽しみにしたいと思います。
メンタリスト・ファイナルシーズンまで鑑賞
メンタリスト・ファイナルシーズンまで観終わりましたので、追記します！
シーズンを追うごとに目が離せなくなるので、予定よりも早く、２ヶ月半くらいで鑑賞してしまいました。
シーズン６で、レッド・ジョンのとの宿命の対決が完結したあとのストーリーは惰性になるかなと思っていましたが、そんな心配は無用でした。
FBIでのジェーンの活躍は、グレードがあがり、しかもこれまでよりも人間関係がとてもよくなったので、非常に気持ちよく見ることができました。
レッド・ジョン以降の物語の中心は、リズボンとジェーンの関係になります。
こういうことになるとは、私は想定外でした。
しかも、ファイナル・シーズン７の後味のよい終わり方が、非常に素晴らしいです。
本当に見てよかったと思えます。
これだけ完璧なラストはなかなかお目にかかれません。
ぜひ、最後まで見ていただきたいと思います。
視聴できるサービス
このドラマは、Amazonプライムビデオで鑑賞しました。
月額４００円（税込）で、初月無料です。
dTVでも視聴できるようですが、エピソードの１話ごとに200円かかるようなので、この作品に関しては見放題で鑑賞できるAmazonプライムビデオが断然いいと思います。
