こんにちは、かんらくです。
先日、会社近くの自販機で、パッケージがひときわ異彩を放っていて、一瞬で心を持っていかれた商品がありました。
エナジードリンクの「ライジン・マイルド(RAIZIN MAILD)」です。
こんな感じで目に飛び込んできました。
何の変哲もないと感じる人もあるかもしれません。
が、私には、強烈に浮き上がって見えました。
「なんだこの、情報を極限まで削ぎ落とした、アップルのようなデザインは!?」と。
ライジン・マイルドの衝撃
ほぼ本能的に、投入口にコインを2枚落としていました。
手にとっても期待を裏切らない、スタイリッシュさです。
なぜ、ここまで割り切れるのか。ただならぬ自信を感じました。
RAIZIN MAILDって、確か発売直後に電車の広告を見て、すぐに飲んでみたけれど、生姜感が強すぎて二度と飲まなかった商品です。
当時のデザインは缶コーヒーのFIREのような炎のパッケージだったような・・・。
すぐにググってみて納得。新パッケージは有名なデザイン事務所nendoの代表として有名な佐藤オオキ氏のプロデュースだったのです。
メーカーの説明はこちら。
佐藤オオキというデザイナー
佐藤オオキ氏の存在を知ったのは、「アナザースカイ」というテレビ番組でした。
そこで紹介された佐藤氏のデザインに衝撃を受けたのを覚えています。
デザインの力って、本当にすごいなと思います。
現に私は、一度見放したエナジードリンクに再び惹きつけられたわけですから。
完全にデザインの力です。
いいデザインは言葉にできる
私はデザインとは、理屈で説明できない感覚的なものと思っていました。
しかし、一流のデザイナーほど、なぜそのようなデザインになっているのか、明確に言葉で説明できる、というんです。
惹きつけられるほうは理由を言葉にできないけれど、惹きつけたほうは、なぜいいデザインなのかを論理的に説明できるということです。
これは、佐藤可士和氏も言っていました。
私が尊敬するもう一人のクリエイティブ・デザイナーです。
奇しくも二人とも佐藤さんですね。
私が読んだ佐藤オオキ氏の書籍はこちら。おすすめです!
ついでに、佐藤可士和氏のオススメ書籍はこちら。どちらも人生観すら変えるほど、とても力のある本です。