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こんにちは、年間100本超えの映画好き・かんらくです。

動画配信サービス「dTV 」で「グランド・イリュージョン」を観たので、感想を書きます。

これは完全にエンターテイメント映画ですね。

鑑賞後の気分はさわやかで、観てよかったと思える映画でした。

 

あらすじ

まずは、あらすじから。

マジシャンとして一流の腕を持つアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が捜査を始めるものの……。

 

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フォー・ホースメンの目的

4人のホースメンは、「アイ(目)」という謎の魔術組織に入るために、前代未聞のマジックショーを成功させようとします。

この「アイ」は、どことなくフリーメイソンをモデルにしているような印象で、存在するのかさえ、定かでない謎の組織です。

その「アイ」の人物らしき者(姿は現さない)から、マジックショーの設計図が送られるのです。

ちょうど、ミッション・インポッシブルで、トム・クルーズにミッション司令が届くようにです。

それを実現することが、組織に入る資格を得るテストと理解し、4人は、果敢に挑みます。

 

4人の前に現れた人物とは?

マジックショーを終えた後、4人の前に現れたのは、果たして誰なのか、あっと驚く想定外の人物と言えるでしょう。

そして、その人物が、そのマジックショーを計画し、指示した理由も明らかになるのです。

 

見所ポイント

見所は、2度の大掛かりなマジックショーです。

これは本当に臨場感があってすごい迫力です。

実際にショーを見ている気分になれます。

 

ラスベガスのイリュージョン・ショー

一つは、ラスベガスでのイリュージョン・ショーです。

観客の一人を選んで、ラスベガスからパリの銀行の金庫の中に瞬間移動させ、5億ドルを盗んで、ラスベガスの会場に紙幣を降らせるというイリュージョンです。

なんで、そんなことが可能なのか、そのタネはすぐに明らかにされます。

しかし、それは犯罪ではないか、と思いますがその通りです。

その理由は最後に明らかになります。

 

ニューオリンズのイリュージョン・ショー

2つ目の見どころは、ニューオリンズのショーです。

ここでは4人のスポンサーである保険会社社長のプライベート口座の1億4千万ドルを、観衆の銀行口座に実際に分配するというイリュージョンです。

ただ、このマジックショーは、ラスベガスのようには、タネ明かしが明確になされません。

おそらくメンタリストが暗証番号を催眠術で聞き出したのだろうなとは推測できましたが・・・。

なぜスポンサーを罠にはめたのか

ではなぜ、スポンサーである保険会社の社長の資産を聴衆の口座に送金したのか。

それは最後に明かされます。

やってることは犯罪なのですが、その理由と目的が分かると、義賊・鼠小僧のアメリカ版であると分かります。

観てよかった度は、★★★☆☆星3つです。

 

2回は観た方がいい

でも、この映画は展開が早すぎて、1回観ただけではすべては理解できないかもしれません。

私は、できませんでしたので、2回観ました。

エンターテイメントと割り切れば、分からないところがあっても、問題ないかもしれません。

この映画は、dTVの無料お試しで視聴できます。



続編グランド・イリュージョン 見破られたトリック(字幕版)も出ています。

どちらもハイスピードなイリュージョン・ショーを堪能できると思います。

 

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