こんにちは、出版社営業部員のかんらくです。
今朝のラジオ「森本毅郎スタンバイ」で、飲みニケーション復権の特集をしていました。
この数年、仕事とプライベートを分けたい人、上司につきあいたくない若者が増え、飲みニケーションが減少しているといわれています。
そういえば他社の先輩が、「後輩を飲みに誘っても、そこそこの確率で断られるので、けっこうへこむ」と嘆いていました。
それはそれで時代の流れだから仕方ないかなと思っていましたが、あえて、この「飲みニケーション」を今さらながら推奨している企業があるという話でした。
① 社員食堂を夜、開放。日本生命
まず最初に紹介されたのが日本生命です。
東京本社には、3000人が勤務しているそうですが、先月から社員食堂の夜の営業を開始しました。
メニューは一般の居酒屋と同じです。
経費は完全に個人精算です。
丸の内でワイワイガヤガヤするということで、丸の内ガヤ会。
金曜日の夕方5時から9時まで、オープンしています。
実際に利用している人へのインタビューでは、
「部門を超えて交流できる。外だと段取りが面倒」
「他の部署の同僚と会える」
「他部署で、電話でしか話したことのない人と、はじめましてと親睦が生まれる」
など、大好評でした。
仕事で訪れた社外の人も利用可能というから、懐が広いです。
② 5千円の補助金が支給される。DYM
次は、DYMという会社。
こちらは10年前から、部署ごとの決起会と、年次が近い先輩が里親となって、他の部署の後輩を誘う里親会が推奨されています。
驚くのは、決起大会では3000円、里親会では、5000円の補助金が一人一人に支給されるという点です。
社外で行われる飲み会に補助金が出るということです。
酒を飲まなくてもお金は支給されるそうです。
その効果か、なんと、売り上げが10年で、20倍になったといいます。
結局、コミュニケーションが成功の最大のカギ
これは結局、コミュニケーションこそ、仕事の成否を分ける最大のカギということだと思います。
いつもと違う本音で語れるなら、必ずしも飲み会でなくてもいいわけです。
スポーツやバーベキュー、一緒に何か共同作業をすることで、心と心が通じることがあります。
結局、最後は人、コミュニケーションの力がいちばん大事だと思っています。