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こんにちは、年間100本超えの映画好きのかんらくです。

Amazonプライムで久しぶりに、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」を見ました。

燃えよドラゴン ディレクターズカット (字幕版)

この映画は好きすぎて、うまく言葉にできません。

観てよかった満足度は、★★★★★ 星5つです。

この評価は男性にしか共感できないかもしれませんが、何回見ても、テレビで放送していたら、つい見てしまう作品です。

 

初めは「ドラゴンへの道」だった

はじめてブルース・リーを見たのは中学生の時、たまたまテレビで「ドラゴンへの道」を放送していました。

もちろん名前くらいは知っていましたが、ブルースではなく、ブルー・スリーだと思ってたくらいです。

一目で釘付け。一瞬で心を持っていかれた

ストーリーはよく分かりませんでしたが、その圧倒的な存在感、アクションのスピード、無駄のない100%洗練された動きに釘付けになりました。

ブルース・リーの存在感とアクションだけで映画が成り立つというおそるべき作品です。

その前にすでに、「蛇拳」「酔拳」などのジャッキー・チェンのカンフー・モンキーシリーズに傾倒していたのですが、もうブルースのその強烈に惹きつける求心力は、桁違いというか異次元でした。

まさに熱狂、心酔、一瞬で魂を抜かれた感じです。

 

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「燃えよドラゴン」は脚本も優れている

それ以来ブルースに完全にはまって、ご多分に洩れず、町内の空手道場にまで通うようになりました。

何作目かで見たのが、このハリウッド映画「燃えよドラゴン」だったのです。

正直、ブルース・リーを見たい人は、研ぎ澄まされた肉体、動き、彼の表情を味わいたいので、ストーリーは関係ないと言われます。

私もそう思っていました。

そういう人は、ブルースのアクション・シーンだけを見て、それ以外は早送りします。

しかし、「燃えよドラゴン」だけは、ストーリー全部を見たくなるのです。

実にシンプルで単純明快ですが、だからこそいいのです。

大ヒットするエンタメの強い型にスッポリはまっています。

 

たった1作でハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに刻まれる

ブルースの究極の肉体と、脚本の力が、見事にマッチしたので、ハリウッド主演デビューたった1作で、ウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれるほどの大ヒットとなったのです。

ちょうど、あのスピルバーグ監督の「ジュラシックパーク」を彷彿とします。

生きた恐竜を見たいという願いをかなえただけでなく、脚本が一流なので、放映されれば何度でも見たくなる名作に仕上がっているのです。

 

タイトルは司馬遼太郎から

この作品、原題は、「ENTER THE DRAGON」です。

日本の配給会社の宣伝部長が邦題をつける時に、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を思い出し、「そうだ、これは〝燃えよ〟なんだ」と思って、このタイトルになったそうです。

かつての人気番組「知ってるつもり!?」で見ました。

ちなみに「ENTER THE DRAGON」は「ドラゴン、登場」の意味です。

邦題は大成功だったと思います。

「ドラゴン登場」と「燃えよドラゴン」では、どちらがいいか明らかですね。

 

知ってるつもり

ブルース・リーの生い立ちや人となりを知ったのは、前述の「知ってるつもり!?」でした。

その番組で、「燃えよドラゴン」が日本で封切られた時には、すでにこの世の人ではなかったことを知りました。

また、往年のK1の名選手、アンディ・フグもブルース・リーに憧れて、空手を始めたそうです。

多くのプロレスラーや、世界の空手家が同じ動機で格闘技の道に入っています。

32歳という若さで死去していますが、人々の記憶に残した足跡は傑出しています。

 

ジャッキー・チェンは、代わりになり得ない

ジャッキー・チェンと比較されることが多いですが、その影響力とカリスマ性は、天と地ほどの違いがあります。

私も初めはジャッキーのアクションにのめり込みましたが、人生に与えた影響は、桁違いに違います。

次元が違うと言ってもいいくらいです。

 

オープニングが秀逸

オープニングは、ブルースとサモハン・キンポー(デブゴン)の組手のシーンから始まるのですが、これが秀逸です。

なぜか二人とも裸に黒いパンツとグローブという出で立ちなのですが、だからこそブルースの肉体美に初っ端から心を鷲掴みにされるんです。

 

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オンリーワンの奇跡の肉体

ブルースの筋肉は、誰も真似ができないものです。

たしかプロレスの前田日明さんだったと思いますが、テレビのインタビューで、「どれだけ鍛えてもあの体(ブルース)にはなれない」という趣旨のコメントをしていました。

どれだけ見ていても飽きない体

そう、ブルースよりもマッチョな人はいくらでもいます。

筋肉だけで言えば、シュワルツネッガーやスタローンの方が上でしょう。

しかし、シュワちゃんやスタローンの肉体美は、いつまでも見ていたいとは思わないんです。

シュワちゃんやスタローンの筋肉とブルースの筋肉は、まったく異質な気がします。

 

 

ブルースの体は、達人の書か、名画のように、どれだけ見ていても飽きないんです。

誰も近づけない、オンリーワンの奇跡の肉体だと思います。

個人的には、鍛錬する時の呼吸法が関係しているのではないかと想像しています。

彼の肉体とアクションの魅力は理屈ではありません。

言葉では説明できないんです。

そう、あの名言「考えるんじゃない、感じるんだ!」(Don’t think. Feel !)です。

 

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「燃えよドラゴン」は、今なら動画配信サービスのdTVAmazonプライムビデオで鑑賞できますので、ハリウッドが作った奇跡のカンフー映画をぜひ鑑賞して見てください。

 

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